黒野民生児童委員協議会

 黒野地区は少子高齢化、家庭機能の弱体化、住民相互の社会的意識の希薄化、自治会未加入世帯の増加等、地域を取り巻く環境は大きく変化しています。それに伴い「認知症高齢者やその家族への対応」「8050問題」「ひきこもり」「ヤングケアラー」等、問題も多種多様化かつ複雑傾向にあります。こうした生活上のさまざまな心配ごとの相談に応じ、その内容に合わせて必要な支援が受けられるように地域の専門機関に【つなぐ】役割を担っています。地域を見守り、地域住民の立場に立って相談内容に応じる、地域の身近な相談役です。そして声かけなどを行う社会福祉に努め、児童委員も兼ねています。児童委員の中でも、特に子供や子育て家庭に関することを専門に担当するのが主任児童委員です。学校や児童委員と連携しながら子育て支援や児童健全育成活動などに取り組んでいます。主任とは子どもに関する支援を「主に任ずる」という意味があります。“身近なおとな”として活動しています。

通年の活動として

  • ★ひとり暮らし・高齢者世帯対象(自治会加入未加入不問)として、常時、各世帯の見守り訪問や日常支援活動を実施。そして10月には社協協賛によるひとり暮らし高齢者の集い、11月には消防署員同行の防火訪問等を実施し、岐阜市から依頼の75歳以上の存否確認も行っています。
  • ★黒野小学校及び黒野児童館の行事に参加協力
  • ★地域安全パトロールに協力
  • ★10月に入り赤い羽根共同募金活動に協力
  • ★民生委員児童委員PR活動
  • ★毎月第3火曜日に定例会を実施

 各分野の研修会に参加し、専門知識を得て日頃の活動に取り入れています。しかし、福祉ニーズが増える中、必要とされるのは自治会連合会をはじめ、各種団体と地域の皆さまからの情報提供や共有が不可欠となります。今後はこれらを基に実態把握をして避難行動要支援者の対応にも繋げていきたいと思います。
 これからも「まちづくり協議会」傘下の民生児童委員協議会として地域活動に取り組んでまいります。

黒野民生児童委員協議会  会長:上村 佳代子